国内のホテル検索〜出張・旅行編〜

疲れきっているだろうと前もって少しは良いホテルを予約していた。

ホテルは休息できる

南米の山の中で数週間、調査の仕事をしたことがある。
泊まるのは村々のゲストハウスとか空いている家とかで、御世辞にも素敵なところとはいえなかった。
素敵どころかネズミが出たり、隙間風だらけだったり、はっきり言って悲しいところであったのだ。
食べ物も、栄養剤は持参したものの、主食は山の中の村で採れる野菜のみ。
芋のオンパレード。
青菜なんて無い。
肉は特別な時だけ。
調味料は塩のみ。
仲間のうちで慣れた人はカップ麺を持参していた。
これは天の助けだった。
ま、宿泊施設と食べ物を除けば、自然の懐の中で人間も気が良いし、とってもいいところなんだけれどね。
でも数週間の期間で、食事と寝泊まりの悲しさにはほとほと疲れました。
で、終了して帰国。
出国のために首都に一泊。
疲れきっているだろうと前もって少しは良いホテルを予約していた。
ロビーに入ると、目がまぶしいね。
建物がきれいに見えるなんて不思議だよね。
え?荷物を持ってくれるの?うれしいよね。
チェックインして部屋に通され、おやなんと、テーブルの上にはウェルカムのフルーツ盛合わせ。
果物どころか新鮮な野菜すら口にしていなかったので、何と甘いことか。
甘露甘露と独り言。
蛇口をひねれば水だ、お湯だ。
これまた日本だと当り前だけれど、山の中の生活の後は、天上にいるが如く快適。
なんといっても寝ているとき、枕元でネズミが騒がないのがウレシイ(って当り前)。
普通に泊まっても、ちょっと良いとされるホテルだったんだけれど、数週間の苦行の末で天国にいるような幸せを味わえたのですよ。
いやあ、あのときは本当に休息できました。
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